Paperback Studio

❑Paperback Showcase Vol.1


2020年に始まったコロナ禍以降、昨年までの約4年間で、短編戯曲をたくさん書きました。自主企画からイベント参加などモロモロ合わせて20本以上。文字通り書き飛ばしたワケです。本当に、憑りつかれたように書いた。作品の質は勿論のこと、それ以上に「量を書く」という行為自体が、あの閉塞した空気の中で、自分には必要な抵抗であったのだと今は思います。 で、少し落ち着いた現在、書き飛ばされ、足元に散らばったままの物語たちをもう一度、丁寧に演出してみようかなと思った次第です。差し当たり3本の短編を編んだオムニバス公演を企画しました。会場は京王線・千歳烏山駅のaperback Studio (ペーパーバック スタジオ)。
いわゆる、持ち小屋です。スタジオの主催公演として、このショー・ケース企画は(短編が尽きるまで)コンスタントに続けていきます。その第一弾となる今回、とても小さなスペースに陳列するマスターピース・3短編連続上演プログラムです。是非、お気軽に足を運んで頂けると幸いです。千歳烏山でお待ちしております。
(架空畳・小野寺邦彦)



作・演出:小野寺邦彦

出演:江花実里 /岩松毅 /江花明里 /小池舞 /甫 滄一郎


チケット:2900円 (事前精算)

スケジュール:2024年①6月14(金)19時半/②15(土)14時 /③15(土)18時/④16(日)14時/⑤16(日)18時

全5ステージ


プログラム:

●彗星たちのスケルツォ(初演:2018年1月)

出演:江花実里 /岩松毅

雨の夜。新宿紀伊国屋書店の雑踏で、女は1冊の文庫本を万引きした。

女を捕らえた万引きGメンのウワバミは、家族の連絡先を女に問いただす。

女は語る。かつて遠いガラパゴス島で生き別れ、今も待ち続けているという、夫と子供との物語を。


微睡(まどろ)みのレチタティーヴォ(初演:2023年2月)

出演:江花明里 /小池舞 /甫 滄一郎


心は実在しないらしい。互いに心を持つと信じあう二人がいるだけで。

その「心なさ」ゆえに人類から排斥された男が、
人類を征服したエイリアンによって檻から出される。

心の実在と不在を巡る、サイコロジカル・フィクション。


量子探偵シリーズ(新作)

出演:江花実里 /岩松毅 /江花明里 /小池舞 /甫 滄一郎

※上演時間各30分、計90分を予定


チケット申し込み(事前精算)

※料金は事前精算をお願いしております。
フォームに必要事項を記入して送信されますと、ご記入いただいたメールアドレスに予約完了メールが自動送信されます。メール内容に従いまして、入金のお手続きをお願いします。
ご入金の確認が取れましたら、メールアドレス宛てにQRコードをお送り致します。そちらがチケットとなりますので、当日受付にてご提示ください。


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